罪独 2018-03-11 18:58:21 |
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いえ、あの..ありがとう、ございます。
(しまった。変に気を遣わせてしまう状況にしてしまった。只でさえ背負うものの意味の重大さや責任感の感じ方が違うにも関わらずこんなところで余計な気を遣わせてしまうのは良くない事だ。更に手まで繋いでもらって、何処まで迷惑を掛ければ気がすむんだ僕は。ちら、と顔色を伺う様に小さく見上げてみると、何と此方に釣られて彼女まで頰を赤く染めているではないか。更に恥ずかしさが増す一方だ。ぎごちなく感謝を述べると、次いだ問い掛けに「あの、えっと、その....、雪乃さんが、助けてくれる夢で..へ、変な夢ではない!ので、嫌わないで下さい...。」と、必死に評価の下がる様な事がない様に一生懸命頭の中で最善の言葉を探しながら紡ぐも、文として成り立ってるのかイマイチなモノだ。そうやって必死になっているうちに顔まで赤く染まっているのに気付くこともなくて。
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