罪独 2018-03-11 18:58:21 |
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ごめ、なさ..い。
(目の前にある現実が自分の心を蝕んで行くのを感じる。何も、殺さなくても良かっただろうが、あの時はそんな判断さえ出来ないほどに焦っていた。もしもあのまま生かしておけば、僕達は..彼女はどうなっていただろうか。此方を抱きしめてくる彼女の服を反射的にぎゅうう、と力強く握っては声を絞り出しながら謝罪をした。赦しを乞うた。近くなるサイレンの音。彼女の言葉が頭の中でごちゃ混ぜになる。次はどうすればいい、何をすればいい、何が最善の策だ、なんて思考を巡らす最中、手を引かれるままに窓から外へと出れば)
これから、どうしましょう。
(少し精神と思考が安定したのか、冷静を得ればそう聞いて。
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