罪独 2018-03-11 18:58:21 |
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____っ、う_____
( また、あの光景だ。暴力と怒声を浴びせる男の背中から大量の血が流れるさま。それに跨り、熟知している限りの急所と言う急所を滅多刺しにしている僕の姿。男を刺している僕は表情一つ変えずにずっと刺し続けている。その隣に状況を理解しきれずに尻餅をつき続ける女性の姿がある。女性は僕が行動を止めると同時に僕の手を引いて風呂場へ向かった。血を洗い、服を赤く染まった服を脱がせ、僕が着替え用に持って来ていた黒のジャージ姿に着替えさせては、お金と通帳、カードと少ない食料をリュックに詰めて僕と一緒に家から逃げ出した。僕と彼女の逃亡が始まったあの瞬間だ。何度見返しても胸糞の悪い光景。早く夢から覚めないだろうか、そう考えていると死んだ筈の男が起き上がり僕に近づいてくる。顔は原型を留めないまでに肉がはみ出たり、裂かれてたりする唇で僕に向かってこう言った。「ヒト殺し」と。悪夢だ、きっと現実の僕は魘されているだろう。ああ、早く夢から覚めないだろうか。この夢は、何度見ても慣れない。助けてくれ。夢よ、どうか早く覚めてくれ。でなきゃ、何時迄も起きれないじゃないか。
(ありがとうございます。それではこのまま過去のレスと共に開始させていただきます。よろしくお願いいたします。
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