新撰組〜壬生狼と呼ばれた者〜【NL/戦闘/ほのぼの日常】

>三國


ふふ、素敵な子に出会えましたわ。( 彼の姿と少しだけ幼い笑顔を見るなり此方も軽く会釈し、反射して紅に見える胸元の髪を弄り。"蛇の死骸"を"素敵な子"と称し、満足そうに笑んで。途端、町の方から響き聞こえた娘の「泥棒」なんて悲鳴にびく、と肩が跳ねその方向に視線をやり。「いきましょう。盗人は人の命も狙いますのよ」と少し過去を思いだしクスリと笑みを溢して )



>九条


____え、そうでしたの?( 少し申し訳無さそうに歪めていた顔を分かりやすく嬉々とさせ。形の崩れた羽織をぱんぱんと叩けば口元に手を添え「私ったら勘違いして..ふふ、嬉しいですわ九条様 」初めて側にいる者が自身の感性に同感してくれた事に心底嬉しそうに彼女を見て。彼女の少ししどろもどろになってしまった口調にも察せず上機嫌で羽織を揺らし、帰り道迄を指差して「宜しければ帰り、ご一緒したいですわ」と )



>三好


..相変わらず釣れませんわね( 己としてはもう少しだけ彼女と親密に話がしたく、歩みを進める彼女の後ろでふくりと頬を膨らませ。自身の隊へ向き直れば「皆様お連れ様でした。各自今夜はゆっくりとお休み下さいまし-」何て颯爽と胸の前で手を振れば再度彼女の元へ急いで駆け寄りその横顔を見るなり、何時か彼女の美しい血液を目にしたいと決して思ってならない事を胸に秘め。「屯所までお供しますわ」と肩は並べず一歩下がり歩みを進め )



>草鹿


_..あらぁ。( 彼女の話と紙袋の中身を見るなり溜め息混じりにぽつりと洩らし。確かに最近は貴重品の値段が上がってきている事をふと目についた商人の品に感じさせられ。「草鹿様としては大変でしょう..、手当ての受けられない者が増えるとすれば。」こくりと頷き、彼女同様に眉を下げれば何か役に立てる事は無いかと視線を迷わせ )



>明石


失礼な言い回しですわね。( さしてプライドは高く無いのか彼のからかいにクスクスと笑みを浮かべ、軽く身を翻せば「御酌致しますわ、..さて どちらで」軽く了承した後問い掛け。実のところ現在の彼は魅力で溢れており、どうにもこうにもそのじわりと生々しい脇腹と指先に視線が行き。)



>青倉


へぇ、殺さなかったんですの?( 彼があまりに気軽に述べた言葉にきょとんとした表情を浮かべればさも"当たり前"と言う風に表情は変えず問い掛け。「その様な下品な目を向ける者等、問い質してやってしまえば良かったのに」と勿体無さ気に口元に手をやれば腰帯に固定してあるレイピアをそっと撫で。)