新撰組〜壬生狼と呼ばれた者〜【NL/戦闘/ほのぼの日常】

>>三好



厄介ですね。
…嫌だなあ、
(ふうと詰まった息を抜くように軽い口調で言葉にしてみれば、表情ひとつ変えない相手に「三好は自分の感情を表に出しませんから、心配になりますね」と頬を緩め。)
溜め込んだ感情でお腹が膨れませんか？
(仕事の話もきっと大切でお国を揺るがしかねないことなのだろうけれど、同じ年齢の同性であるが故に表情も感情も見せない彼女が気になってしまう。もっと別の話ができたらなんてことを考えるのは副長としてダメなのだろうか。そんなことないはずだ。)



>>草鹿さん



包容力があると言いますか…。
草鹿さんの側にいると力が抜けてしまいます。…これが特技ってものなのでしょうか。
(力を抜けさせる技なんてどこか能力じみたものを感じるけれど、そういったものでしか表現できないような気がする。思案顔でそんなことを考えていれば、彼女はどうやら席を外すらしい。ダメだと脳が言う前に思わず彼女の服を掴み、「あの、」詰まるような言葉が出て。引き止めた理由を自分自身で理解する前に飛び出たのは「お礼、したいです」なんて子供のような言葉で。)



>>局長



…馬鹿ですか。
(これで真剣に物事を考えているのだから困る。縁起でもないことを言うなと注意する気も起きず、中身の空になったコップを片付けるべく片手を彼に差し出して。「代われるならとっくに代わってます」と文句のような一言も添えた。)
接待で舞妓殿に手を出すのが有り得ないのだと、＿＿＿あれ、
(これも何度目か分からない小言を口にしたところ、ふと目に入ったのはいつものものでない羽織には目立つ赤いシミで。暫し羽織を見つめ徐に手に取れば、顔を近付け鼻を鳴らし「…血液ですか？」答えを求めるように目線だけを相手にやり。)



>>青倉さん



そうですよ！
隊員を気遣ってくださいとお願いしたのも青倉さんが最多です。1番隊は闇だって言われててですね＿＿、
(自身でも注意するとは思わなかったことを治せと言っているのがなんだかおかしい。置かれた書類なんかには気付かず、むしろ髪の毛を拭いてくれる相手に感謝さえ感じながら誰かから聞いた話を戒めと言わんばかりに話し。「青倉さん、ちゃんと優しいんですからしっかりしてください」子供に説教をする母親のようだと思いながらも同意を求めるようにちらと相手の方を向き。)