主 2018-02-10 20:51:48 |
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>正之助
(実は4つの伏兵は訓練された猟犬四匹だった。息を潜め、吠えることなく標的の喉を噛み千切るよう調教された黒い猟犬は部屋の色によく溶け込んでいて「あら。西洋の犬はぼんやりしたような可愛さがないのねえ。犬如きには分からないわね」西洋にもかわいい犬は沢山いるのは分かっていてこの発言。三國に一体が下から噛みつきにかかり、残り三匹は薫子に飛びかかって)
(/人間の兵士のようにむしろ人間の兵士として前に書いてしまいましたが、こっちに目がくらみました)
>逸
弱い犬ほど良くほえるわねぇ
(凍てつく殺気に怯える様子が微塵もなくカラコロと嗤って「“いいんですか?”よ。慎みなさいな」にっこり。余興として告げながら相手自身の指を切れと命じ。女中の格好をした御庭番三傑は内心ため息ものだった。将軍家の従姉妹に対しての対等な口振り、というのを口実に嫌がらせをする発想に)
>栄
顔を上げなさい
(悠然と座り、脇息に肘をついていて「颯」忍の名を呼び参上した鶸色の和服を着た女は刀を持っていた。颯と呼ばれた忍は、柄は瑠璃色、瑠璃紺色の鞘に収まった刀を差し出して「三好栄に、この刀【黎明丸】を賜る(たもる)。・・・部屋にでも飾って置きなさい」宝剣のようなものだからと付け加え)
>弥次郎兵衛
帰るわよ。もうお腹いっぱいだわ
(しめやかに終えた相手に、ただ一人だけ拍手を送るものとして。商人の男は口をあんぐり開けていたがやがて後ずさりし「この男を片付けておいて」威風堂々と出て行き。駕籠へ乗って欠伸をかみ殺し、そう命じた)
(/次の次あたりで場面転換します)
>遥姫
遥姫も変わらないわね
──いつまでも、自分が現実を見てるし分かっていると思い込んでいる
現実見てたら分家の奸計すら予め手は打てたし、打てなかったとしても一蹴できたのにねぇ……
(扇子をひろげて軽口を叩きながら。生まれた頃から奸計渦巻く家柄ゆえにそういう内容で
「私にそんな口を聞けるほどの身分だったかしら?姫ですら無いのに。過去の栄光にすがるなんて真似はしないでね」くつくつと笑って薫子ちゃんと呼んだことをからかい。無論大河の家に固執していないのは分かっている「面白かったでしょう?あの者たちと共にいて」世間話として話題を上げる)
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