主 2018-02-10 20:51:48 |
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>正之助
ふうん。普段は家族のように、それで稽古で強いことを知らしめて自分の立場が上だと教え込ませているわけね。それとも剣と剣で心を通わせているというつもり?
(わざと曲解した意見を足を組みながら。「変に高圧的だったり、態度をコロコロ変えるよりはいいわよね」従者に扮した御庭番衆の上忍が側に現れ、二人に侵入者が洋箪笥の方から現れると諜報で得た内容を告げ。洋箪笥の向こうの隠し扉から物音が一つ二つ…四つと接近し)
>早重
それしか言えないのね。まあいいわ
(呆れたように溜め息を一つ。切り替えは早く流し目で「生まれは長崎のようね。で、どうしてあなた人斬りの新撰組に入ったのかしら?血に飢えてるようには見えないわ」外は白粉のような雪が降り簡単にどこ出身であるかが書かれた紙を見ながら訊ね)
>栄
あら、来たようね。案内なさい
(相手から五十メートル離れた木の影がさっと消え、別荘の奥にいる薫子の側に現れ相手が到着したことを申し上げ。扇をばさりと広げて命じ、相手からニメートル前へ離れたところへ鶸色の着物を着た女がいて「薫子様のところへ案内いたします」深々と礼し相手の歩幅にあわせて落ち着いた歩みで進み、奥の部屋まで到達した。「この先に姫様がいらっしゃいます。呉々も粗相のないように」決まり文句。襖を開ければ桜が描かれた黒帯、黄色の組み紐、藤色の桜が描かれた桜色の着物の薫子がいて「ふふ、よく来たわね。座りなさい」)
>逸
あらそう
(下々の家庭事情など知ったことではないとさらりと流し、凍土のように冷たい瞳で「分かっていないのねぇ。…ふふ、指で我慢して上げるわ」あろうことかこちらに命令を下した一武士相手にその程度の措置。「あなたの右手の人差し指を断って、この台に差し出しなさい」小さなそれこそ月見餅を並べる用の台を女中が用意し「血で床を汚したら、分かってるわよね」怒っているとは対照的な愉悦の目。怒りなどそこにはなくあるのは楽しみだけ)
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