主 2018-02-10 20:51:48 |
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>正之助
(閑寂。客達は息を飲んでだまっていた。殆どが重傷を負わず死人がでなかったことで失神する婦人がいなかったことが良かったのか一人が拍手する。二人、……この場にいる者が拍手喝采を巻き起こした。食事会になれば各自が賛辞の言葉を連ね『素晴らしかったぞ。ミブロー』『新撰組だろう!君たちはこんな事が出来るのか!?』『カタナとレイピアは使いにくくないのかい?』『宮本武蔵の再来だ』相手に話しかけ。陰では招待主が小声で予定変更の旨を告げ。雷鳴が轟き、身をすくめる者が少数。悪天候にならなければ良いがとメイドが窓を覗くと外では風が吹き荒んでいる。使用人たちは窓を閉めていき、館の主である男が『今日は嵐が来ています。幸い、部屋は皆様分ありますので泊まって下さい』と伝え、それぞれが使用人に案内されていき)
>弥次郎兵衛
凝り性ね
(幻覚はさすがに見えなかったが、悍ましい系統であろうことが私兵の様子から推測し。本当は手早く始末できる手腕を持つ相手がこちらを楽しませるために死体を糸で操ったり武器を無害化もといすり替えたものにしていることを呆れ半分、喜び半分で前記を延べ。「そういうときはとくと御覧あれ。なんていうものよ」敢えて忍装束に身を包んだ相手に野暮なことを。私兵達はその死体を【即座に】利用したもてなしに固まって。もしかして近づいたら迎撃する攻撃やも知れぬと銀のナイフを相手へと投げだし)
>栄
『槍を下から突き出す動作が遅いものを狙って顔を踏みつけて着地ついでに攻撃したのかと』
(おつきの者の姿の御庭番衆の上忍が説明を続けて。『そう動き回れるのも今のうちだ!消耗も激しいだろうからネ!』商人は窓から。槍捌きというよりも棒捌きの巧みさに笑った口を扇子で隠しながら「そういう言葉は、余裕をもって言うべきよ」鈴が鳴るように笑って。最後に立った一人である相手を見つめ)
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