主 2018-02-10 20:51:48 |
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>いちのじょーさん(壱之丞さん)
(『旦那。いいんですかい。ではちょっくら失礼して……』と、彼から差し出された槍を少しばかり躊躇いながら受け取る店主。『ほう……』と短く呟いてから穂先を返して柄を撫でるように二本の指で軽く叩く。『辺材、心材。淡黄褐色でこの手触り……こいつぁ山桜ですかい? 職人の腕もてぇしたもんだ。や、桜ってぇと材木としちゃあ加工しやすい部類ではあるんですがね。そもそも高級品になっちまうんでさ』――などという会話が店主と彼との間で成立してる間、会話が投げられた相手を交互にきょろきょろと首を動かして追ってみる。すると『木の知り合いではない』という彼からの言葉がきたので、「なぁんだ。そっかぁ……」と肩を落としてみる。『てぇへん結構な業物を拝見いたしました。お返しいたしやす』と丁寧に両手で恭しく槍を差し出す店主をみてるといいヒトなのがわかった。ちょっと失礼な態度だったかな、と頬をかいて内心で反省した。木についてはさほど知識がないのだが。つまり、)
いちのじょーさんいちのじょーさん。桜さん、切っちゃうの??
>早重さん
ん。そだね……うはは。ありがと。
(少しだけ。眉根を困らせながらなんとか笑ってみせる。『また新撰組が……』という周囲のざわめきは決して心地のいいものではなかったし、力なく俯いて座り込む男の様子がまた痛々しい。或いは――何も刺す事はなかったのではないか、と。自身の中のその気持ちが強かったのかもしれない。彼女を一瞥すれば、さほど気にしてはいない様子。それはそうだ。“また新撰組が”というのは当たっている。私たちにとっては斬った斬られたなど日常の一部でしかない。でも、それがまた寂しかった。あの場面でああしてくれなければ、子供を助ける事はできなかったのは間違いないのだ。助けてもらっておいて、何を考えているのだろうか私は。いやそれより、「脇差……」と呟いたところで、彼女の袖が頬を触れば、一歩後ろに下がってみせて)
……汚れ、ちゃうよ。
>栄さん
傲慢。
(恐らく想像はついていたのであろう、そんな彼女の言い分に一瞬だけ目を大きく開きぽつりと呟く。そして「……うん。ホントにそうなんだ。傲慢なの、私」と続けた。)
そかな? 私は――。私の昔住んでいたところは、みんな笑っていたよ。もちろん私もね。楽しい事、つまんない事で笑い合って、いつも一緒で、それがすごくすごく幸せで――。
(すぅっと瞳を細くして、かの忘れえぬ日々を思い起こして微笑み。そして息を止めて、再び彼女をみる)
私はあれが間違いなんかじゃないって思ってる。だから。ううん、それでも――私の大切な人たちみんなが笑って暮らせるように、その為に多くのヒトを斬ってる私は本当に傲慢なんだ。
(もしも“あの時”自分が笑えていたなら。『大丈夫だよ。なんてことない。私がいるから』と言えたなら。きっと母さまはあんな願いを遺したりしなかっただろう――。そう胸中に残しながら、彼女の、恐らくは攘夷志士たちに対する想いを聞き。小さく頷きを返しながら、目の前に置かれた茶碗、その湯気を見つめた。そして彼女の新たな問い。他の隊長について? それは意外な質問で。首を傾げた)
どうって言っても、あんまり接点がないからね。栄さんとだってこうしてお話するのは初めてでしょ。
(実際、軍議でもなければ隊長格が集うことなどそうはない。顔をみただけの者、少しだけ会話をした者。そういった人物も多いのだから)
(/出来た分、一旦ここまでにしますねー)
>主様
(/ちょっと気になったので質問したいです! ちょうど栄さんと上記のような話題がでたのですが、今後万が一リセットされた方についてはどういう扱いとなるのでしょうか? たとえば今回四番隊隊長が河崎様から矢車様へ受け継がれましたが、この場合はどうでしょう。①最初からいなかった扱いとして、元々四番隊は矢車様だった。②なんらかの理由で脱退、或いは降格として世界のどこかには存在する。③殉職として扱う。 などなど、他にも可能性はあると思うのですが……。少しでも接点があった相手の場合ですと最初からいなかった事にするには少々不自然な気もしますし。どうかご一緒に考えていただけると嬉しいです……)
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