主 2018-02-10 20:51:48 |
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>早重さん
私は今日はねえ! ……ん? んん――? よせ……寄席?
(目をぱちぱちとさせて小首を傾げる。やがて思い至った“ように”瞳を輝かせて「寄席! いいなあ。どしたのその任務! 私にもあるのかしら」と、相手の問いかけはすぽーんと抜けたようにずずいっと相手へ迫った。が、掛け看板がまたずれた音を聴いて「ええぇぇ――……またあ?」としぶしぶ看板の前へ立つ。ふんすっと鼻息荒く両腰に手を当てて、「早重さぁん、ちょっとどっちにズレてるかみててー」と言い放って看板を引っつかんだ)
>才蔵さん
う? あれホントだ。……あ。待ってちょっとまって止まって。むあっとする。臭い。才蔵くんなんかくさい! 水かけたい。かけたい水。かけていーい?
(手元から桶が消えてる。と思考を井戸に向けたのも束の間、さらさらとした気持ちのいい風に乗って、鼻腔に異臭が届けられた。方角からして歩み寄ってくる相手――そういえば先刻まで拷問部屋とかに長時間いなかっただろうか? とすれば。途端に顔をしかめて、相手を「くん付け」して半分素でまくし立てる。その間、相手から目を離さずにものすごい勢いで井戸のリールを回して水の溜まった桶を引っつかんだ。そして最後の問いかけとほぼ同時に「そぉい!」と相手の方角へ桶の水を放った)
>夜叉丸さん
ぅひゃあっ!?
(なんという事でしょう。意識を集中してたせいか、道場に念のため閂をしておいた安心感からか、木戸のすぐ向こうに誰かいるなどと思いもしなかった。思いっきり素で、可愛くもない悲鳴をあげてしまった。同時に刃を返した構えから木刀がすっぽ抜けてしまい、「あわわわわ……」と木刀の柄でぽんぽんとお手玉状態となる。どんがらどんがら。木刀の落ちた音。やがてわずかに静寂となり。喉を二度ほど擦ってから道場の門扉へ近づくと、そろりと開けて「ありゃー。誰かと思ったら! 稽古ー?」 と快活な声を“作った”。七番隊の隊長だった事に小さく安堵する。彼ならば悪意あってのものではないだろうな、と打算的な囁きを頭において。)
(/絡んでいただいてありがとうございます! よろしくお願いします)
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