主Y 2018-02-05 01:21:11 |
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>骸
真っ当ではない、というのは、まぁ若き頃のなんたらというものだろう。果たしてそんな簡単にこの若造が理解して、片付けていいものかわからないけど。でも過去は関係ないと、思う。今俺が見てるのが骸さんだ。それ以上でも以下でも無くてクールで、なんでも筋を通そうとする人。そんな事を思いながら、その金属質のドアノブに手をかけ開ける。
「......なん、ていうか......こ、個性的なお部屋ですね......」
入った瞬間、その異様な空間に隼人は飲まれた。
そのやや狭めな家具のない部屋は、床にはよくわかからない幾何学的な模様な魔法陣、そして真ん中には真新しい蝋燭がぽつんと立っている。正直かなり不気味である。骸さんが入って来た時の扉の音とその後の短く告げられた「いらっしゃいませ」という言葉にビビるくらいには。それでも「不気味ですね!」なんて失礼すぎて言えるわけないので、なんとかそういった言葉を絞り出していうと
>出雲
「常連、つっても最近ここ来たばっかだから顔を覚えられてるぐらいだけどなぁ」
隼人は、楽しそうに笑いながら少し後ろに歩いてる出雲にそういう。そしてそういえば、という顔になり
「なぁ、出雲この街を今度案内してくんねぇか?」
そう出雲に振り向きながらいう。勿論本人は急に止まると危ないので後ろ歩きしている。そして、俺ここ来たばっかりだからさ?と付け足しながら正面をくるりと向くと
>玲音
氷の入った袋を渡した後も、何故か怪我をしてるであろう彼女をほっておくことができない。なので取り敢えず相手の座ったフカフカそうなソファーの正面のソファーに座る。額というか見たところ背中を気にしているようなので恐らく背中に本命の怪我を負っているのだろうのだろう。本人は「いやァ、思ったより今日は日の出が早かったね」なんて言って苦笑しているが、顔を見る限りとても辛そうである。彼女は恐らく吸血鬼、なのでその背中に日を直に浴びてしまったのだろう。吸血鬼にとって日は天敵。凄まじい痛みのはず。
「大丈夫なのか?それ......何かして欲しい事があるなら言えばなんとかするけど......」
残念ながら俺は人を癒す力は無い。が、看病くらいならできるなんて思いながらそういうと
(なんかキャラがぶれ始めたなぁ)
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