>骸 「おはようございます。ところでその霧......便利そうですねぇ」 隼人は少し羨望の眼差しでそれを見る。彼も鬼だろうがなんだろうが男である。やはりそういったものを一度でもいいから使ってみたいのだ。 「俺もそんなの使ってみたいな」 と少し目を輝かせて彼は言う。彼自身もっと妖怪というものに触れてみたいと考えていたこともあって (圧倒的に想像力が足りない...)