主Y 2018-02-05 01:21:11 |
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>玲音
「ふぅやっと出来た。」
隼人は満足感に包まれていた。その完成したフライパンのソースをあらかじめ皿に盛ってあるものに掛け
「よし、盛り付け完了。リビングゆっくり食べよう!」
盛り付けた皿を大事に運びながら、ドアを開くと「ゴン!」とドアに強い衝撃が走る。皿を置き、ドアの外をモグラのように顔だけ出して覗くと額を抑えた不機嫌オーラを出す真っ黒な女の子を見つける。そして背中に生えるコウモリのような羽、口の隙間から見えた鋭い犬歯。
「吸血鬼か......?」
恐らくこの館の住民なんだろう。などと結論づける。そんな呑気に分析をしてる場合じゃないと気づいた彼は
「そ、そんなことより大丈夫か?」
と言い、少し罪悪感と心配が混ざった顔をして
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