依原燐 2017-12-17 22:10:00 |
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( 何を、言っているのだ彼女は。此方の精一杯の強がりの案を利用してとんでもない案を出してきた。そんな事をしてしまえば苦しくなるのは誰よりも彼女であり、その苦しむ姿を見る事になる自身ではないか。何故わかってくれないのだ、いや、分かっているからこそそう言った案を出して来たのだろう。だがしかし、納得いくわけがない。彼女を傷付けたくない。最善策だろうとしても、これ以上彼女に何かを背負わせるのは嫌だ。)
何、言ってんだよ。ンなことしたらお前死ぬだろ!アホなのかよ!
( 彼女の思考に理解が追い付かない。此方も軽く混乱してくるが、何とか停まれば彼女の肩を掴んだ。ああ、この目は本気のようだ。この目になった時は絶対に自身の意思を曲げようとしない意の表れ。仕方ない、覚悟が決まっていないのはどうやら自身だけの様だ。彼女がこれ以上苦しむ様なら此方も覚悟を決めなくてはいけないだろう。肩から手を離すと、)
....、分かったよ、分かったから、これ以上自分を苦しめる様な事は言わないでくれ。
( ぎゅ、と手を握り、祈る様に額にその手を当てて、
( お待ちしておりました。もしかしたら一生返事がないのかなんて不安になっていましたが良かったです。
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