依原燐 2017-12-17 22:10:00 |
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漁るなって..、別に見られて困るものなんかないでしょうよ、アンタには。
( さらり、と失礼な発言をする。確かに今までよりも吸血鬼要素が強いとは言え、そこまで慎重になる程の事だろうか。幾ら吸血鬼とは言っても血を見ない限りは吸血衝動が起きる可能性は皆無だろうし。自身は喉が渇いても血を飲むつもりは毛頭ない。先程から陽の光に当てられても痛みさえも感じない。これ程までに人間味のある状態なのだから彼女の心配は大袈裟な気がする。漁りものをする此方の目の前に仁王立ちしてくる彼女から視線逸らすと行動を止めて。)
そうだな、飯はいらないわ。
( どうやら何時の間にか夕食の事を聞かれる時間になっていたようだ。まぁ最早食事を必要としない自身には関係のない単語だが。こくり、頷くと髪を気にする彼女を思い立ったように抱き上げれば浴室へ向かって。部屋を開ければ彼女の衣服を脱がせる。自身は衣服のまま浴室内へと入れば何とも手際よく浴槽に入れ、彼女の髪を洗い始めた。
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