依原燐 2017-12-17 22:10:00 |
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ふん、バーカ。
( これで多少は考えが変わるだろう、と思惑通りの方向に事が進みつつあることに内心嬉々とした気持ちで一杯だったのだが、勿論おくびにも出さず此方と反面何故だと問うてくる彼に何か返事を寄越す訳でもなく黙認して。軈て何時もの表情と態度に戻ったであろう彼が軽口を叩いてくれば一瞬口角を上げた後、べえと舌を出し特に意味の無い暴言を一つ。そういうや否や着替えるべく足早にバスルームへと駆けていき。 )
‥うん、やっぱり可愛い。
( バスルームの脱衣場にて光の早さが如く衣服に着替えると、眼前に控える大きな鏡に映る薄紫色のネグリジェを纏った自分を見、満足気な笑みを携えては自信家さながらに言葉を零し。やや襟ぐりが広い気もするが、正気を取り戻してる彼なら気にする所か気付きもしないだろうと楽観的に考えては、柔らかい生地のスカートの裾をひらりと翻し自室へと戻り。がちゃ、と扉を徐に開けると取り敢えずソファに向かいつつ声掛け。 )
終わったわよー。
( /此方こそ、掛け持ちを多々しているとお見受け致しますので大変になりましたら一声掛けて下さいませ。 )
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