エドワード・エルリック 2017-11-24 13:58:15 |
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––本当ですか?! ...私は此処で待っています。
( まさか自分の話に相手が乗ってくれるなんて思ってもなかった様で、思わず飛び起きて目を丸くして視線をやり。今日の戦いっぷりを見て分かった、腕の立つ様錬金術の技を見てはやはり一緒に来てくれるならば百人力だ。父が亡くなり母が病床に臥す様になってからはあまり素直に子供らしい表情を出せていなかったのだが、この時ばかりは年相応の喜びを笑顔で表現して。それに気がつき慌てて手元の枕を取ると顔を埋めて、気持ちを落ち着けた後に、電話をするならば自分は疲労もかなり溜まっているし部屋で待つ事を伝えて。少年が部屋を出て行くとベッドへ再び寝転がり、口角が未だ上がったままの口元を隠すことをやめて足を投げ出し。病床に臥す母を思い起こし「もうすぐだからね。」と呟くと、目を閉じて情報源にもなる叔父のことを思い浮かべて。暫く小さな時によく遊んでもらった叔父のことを思い浮かべていたが、疲れはピークにきていた様で、いつのまにか眠りに落ちており )
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