エドワード・エルリック 2017-11-24 13:58:15 |
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.......父は軍人でした。同時に賢者の石の研究もしていたんです。資金源は軍部であったようで、研究自体はかなり信憑性の高いものです。
真実を確かめに行きませんか、ラッシュバレーに。ラッシュバレーは機械鎧技師の聖地と呼ばれる場所ですから、それも直せるでしょう。アルフォンスにあなたの怪我を頼まれてしまいましたし...。
( 思い出されるのは、明るく元気な母と幼い自分を抱く軍服姿の父親の姿。しかしそれも昔の事、父はイシュヴァールで死に、母は同じところへ向かおうとしているのが現状。ベッドに寝転がり目を閉じると重い口を開き。
彼の日記には度々賢者の石についての記載があり、よく”マルコー”という人物も登場していた。書斎にあった別の手記はびっしりと研究について書かれていたが、何かのシミで見えない部分が大半であったが、読めた部分からは賢者の石は生成可能である事が記されていた。手段はわからないが、とにかく生成可能で、軍はいくつかそれを所持していたとも書かれていた。その他には目の前の少年に伝えた通りの事が書かれていた。
すれ違いざまに「兄が怪我をしているから気をつけてやって欲しい」といったアルフォンスの言葉や、拍子抜けしてしまうほどの優しさを見せるエドワードに抜け駆けするなんてなんとなく後ろめたい気持ちになり、つい一緒に行かないかをベッドに寝転んだまま首だけを向けた状態であまり期待していない様子で誘い )
ラッシュバレーには私の叔父がいます。機械鎧の技師で、父の兄です。ですから、父の話を聞きに...それと目撃のあった赤い閃光について詳しく聞こうかと思っています。おそらく叔父も知っているでしょうから...。
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