エドワード・エルリック 2017-11-24 13:58:15 |
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アル
正直どうしたいかすぐに答えは出せないよ。ただ今の僕の実力を考えると足手まといになるんじゃないかって気持ちがあって....。ごめん兄さん、
( 自分が学びたいと思う気持ちがるのならば止めないと言う兄の言葉を少し期待していたようで、その言葉を聞けたことでホッとする様な少し寂しいような色々な気持ちが入り混じりうまく言葉には表せず。すぐに決断できることではないがやはり思った事を吐露して、兄がそんな事はないとフォローして止めてくるような気もしてきた為謝罪で言葉を締めて。自分が学習なんてしている暇なんてない事くらい分かってはいるが、兄の腕や足のオートメイルの調子もあまり良くない事もなんとなく察しており、直すには時間がかかるだろうし一月とは言わないがその修理の合間だけでも医学を学ぶ為についていきたいと言う気持ちはあり。言葉を続けようとした次の瞬間「つべこべ言っている暇があるなら1つでも多くを学べば小童。さっさと付いてくるのじゃ」と自分の巨体をありえない力で老医師に引かれ、あわあわと呆気にとられて引きずられるように退出して行き )
兄さん、すぐ戻るから...!
ナタリー
アルフォンス...?
( 老医師がグイグイとアルフォンスの前掛けを引きながら階段を降りてきた事で、無理な姿勢からかかなり大きな音がロビーにいたナタリーにも聞こえてきて何事かと視線をやり。先程チラリと聞こえた話の流れからして、老医師アルフォンスを連れていると言う事は一月の間医学を学びに行くという事なのだと理解して。しかしわたわたと慌てた様子のアルフォンスを見兼ねて近づいてゆき、訝しげな表情で老医師と看護師を止め。「待ってください。彼を連れていくんですか?」と声を掛けるとアルフォンスは下を向き黙り込み、老医師は「こやつが決めた事じゃ」とアルフォンスを見やり。ナタリーも少しばかり驚いた様子で視線をやればアルフォンスは「ナタリー、兄さんをよろしく。兄さんは無茶しすぎるところがあるから...気をつけてあげて。腕の調子も良くないみたい、あと背中も...! 僕もすぐに戻るから、兄さんにそう伝えて」と困ったように、しかし内に秘めた思いを燃やしているような、何かを決意した目をしていたためナタリーもそれ以上引き留めたりはせずにただ頷いて見送り。どうしたものかと、ガランとしたロビーで一口温かい紅茶を口にするとそのカップとまだ残してあったパンを紙に包み上のフロアへと戻り。エドワードが居るであろう部屋の戸をノックしては戸の前で立ち止まり )
彼、行ってしまいました。.....よかったんですか?
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