エドワード・エルリック 2017-11-24 13:58:15 |
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先ずは怪我を治すことだろ、北に行くのはそれからだ。
–––ああ、助かった。
(北へ急ぎたいのも分かるが、今の状態ではとても無理だと判断して。目指す場所は極寒の地。万全な状態でなければ寒さで体力も気力も奪われかねない。その為にも今は出来る事をやるべきだと告げれば、開いたドアから医者を連れて戻ってきた弟に感謝の言葉を告げ。然し乍ら現れたのは杖をつきながら歩く眼鏡をかけた老人の医者の姿。杖を持っては小刻みに揺れ、不安になるかの様なその医者に「おい、アル。もっとマシな医者居なかったのか?」なんて小声で耳打ちし)
老医者『おい小童、全て聞こえとるぞ。治療の邪魔じゃ、少し黙っておれ』(アルの後ろから助手の女性看護師に支えられながら部屋へ入ってくるなり、ベッドに横たわるナタリーの元へ行き。診療バッグから様々な医療用具を取り出せば的確に手当てやら診察をしていき。そんな中如何にもと疑いの目を向けて来る少年の声が煩いと、ベッド脇に置いた杖を手に取るなりエドの頭をガツンと叩き)
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