エドワード・エルリック 2017-11-24 13:58:15 |
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アル
..........。
( 地面に伏す男から離れ軍と入れ違いで宿の方向へと歩き出したその背はどこか小さく見え。軍に入ると決めた頃、自分と旅をしている時いつも大きく見えていたその背が今は潰れてしまいそうで、なんと声をかけるべきなのか言葉が見つからずにただ後をついて行き。男をどんな形であれ殺してしまった事に深い後悔の念がある事を言わずとも感じ取ったものの、自分だって後一歩のところで賢者の石––自分を元の身体に戻す方法を喪ったという色々な感情が入り混じりただ黙って宿までついて行き。宿へ着くともう息も絶え絶えになる少女を放り出すわけにもいかず、自分の部屋のベッドへそっと寝かせて。しかし汚れた服はどうしたら良いのか、衰弱しているのだから食べ物が必要ではないか、水は、睡眠はと、穴だらけの姿のままワタワタとして )
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