鋼の部屋 〆

お、おい。そんな身体で無茶すんなよ。無理した所でまた倒れるぞ––––"貴方も"って事はアンタも同業者か。
なら尚更行かせる訳にはいかねー。

（礼など良いと断った所で引かないだろうと苦笑いを浮かべ頰を二、三度目掻き。ふと貴女を見れば怪我も負っているその身で無茶をすれば、治るどころか悪化するかもしれない。治療した医師からも、疲労と軽い栄養失調も重なり明日までは絶対安静だと告げられており。ここで帰ってしまったと担当医がしればこっぴどく叱られるのは自分。それはごめんだとため息を吐けば、馴染みのある錬金術師の単語。賢者の石について何か情報を知っているかもしれない、なんて考えが過ぎるも今はそれよりも同じ錬金術師なら見捨てる訳には行かないと両の掌を合わせれば入り口のドアへと手を当て開かずの扉へ変形錬成。その中心には下瞼を下に引っ張り舌を出した自分の顔マーク入りで。）



（／お優しいお言葉ありがとうございます。
暫しこの状態が続きますが、出来る限り返信致します。
貴女様もご無理なさいませんように！）