遥 2017-09-27 19:06:17 |
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【 降谷 零 】
( 外へと出ると止めてある自分の車を目指して歩きつつポケットから鍵を取り出す。そして車の元へとつけば鍵を使ってまずは助手席の方のドアを開けると、エスコートするかのようにドアを開けたまま彼女が乗るのを待っていて。
待っている間は喋ることなく、脳内で最後の店選びをしていた。オススメの場所に連れていくとはいったが、そのオススメとやらは三つあり気分によってコロコロと変えるため今回は己の気分ではなく、相手が好みそうな店で判別することに。
相手の好みで考えたからか結構早く店が決まり、そこまでの地図を頭の中で描きながら「 味はそこらの店よりかは美味しいと保証出来る 」なんて話して。 )
【 朝倉 ひなの 】
( どうやら間違ってはいなかったようだ。険しい顔付きとなった彼の顔をちらりと伺ってはそれを悟る。これ以上は彼について喋るのは良くないと下手に喋ることはなく、相手の断りには「 はい、どうぞ。 」と頷く。先程までの安室とは違う降谷の口調にこんな状況ながらもああ、凄いな、なんて漠然と思い。
朝ごはんと聞けば先程までの重苦しい空気は何処へやらぱぁ、と花が咲いたような笑みで「 是非ともお願いします!」なんて元気良く述べる。それと共に朝ごはんの話題をしたからかお腹が鳴り、一瞬だけ固まると少しの羞恥心がありながら「 いいですか、今、貴方は何も聞いてない。お腹の虫がなった音なんて聞こえなかった。OK? 」と妙に真剣な顔でなかったことにしようと相手に言い聞かせ )
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