宗教ＢＬなりちゃ《オリ・ＢＬ・途中参加大歓迎》
主 2017-09-16 21:22:20 |
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>カミオ
なら、一番チョロいのはあんたの後ろのレイスだぞ？――喰わせないけど
（聖職者の勘でわかっていたがここまで露骨に悪魔の姿で敵意を剥き出しにされると、若干焦る。聖水の瓶を開けて中身を掛けようと腕を振る）
>カミオ
そりゃそうだな。クッキー食べる悪魔の方が珍しい。『主よ、我を祝福したまえ。悪しき者よ、去ね！』
（聖書を広げ文言を唱える。これで祓えなければ相当高等な悪魔だ。どうしても使いたくないが仕方なくリリスを使うしかないと考え）
>ニグ
クソ神父め、帰るって言ってるんだから帰らせろよ。
(文言が唱えられると脳味噌が掻き回されるような頭痛に襲われ、頭を抱えてしゃがみ込み。呪いの言葉を吐きながら鋭い爪のある手を伸ばして
>カミオ
人々の平和守んのが俺の仕事だからな。――ま、これも建前だけどさ。
（苦しんでいる様子の悪魔を見てほくそ笑む。目の前にしゃがんで見下すようにニヤニヤして）
苦しいかぁ？止めて欲しかったらこの教会で雑用しろよ。
（神父らしからぬ暴言の数々。悪魔どころかリリスとレイスも驚いていそうだ。何を隠そうこの神父、ヤクザの総統の息子で、教会に来る前は相当ヤンチャしていたのだ）
>ニグ
えー…これ俺、出る枠ないじゃん
（ と、２人を見ては悪魔が苦しんでるのを見て「かわいそー…」とボソッと呟き、神父の口の悪さには驚くがそれと同時にもっと神父に興味が湧いて）
>リリス
おっと、またやっちまった。
（リリスの声に正気に返り、はは、としゃがんだまま振り返って言う。過去のことは話さない方が良いだろう。絶対問い詰められる）
>ニグ
誰がそんな真似、
(近寄ってきた相手に噛みつかんばかりの勢いで上記を吐き捨てて。憐れむような視線を送るリリスを強く睨めば、荒い息をつきながらに翼を揺らして立ち上がり
>カミオ
――黙れ。今すぐ消滅するかここで雑用するかだ。お前に他を選ぶ権利はない。
（ぐ、と聖水の瓶をカミオの首に当てながら動くなとでも言うように睨む。先程の見下したような話し方ではなく、威圧するような話し方。これが神父が本気を出したときだ）
>ニグ
あの阿呆面の悪魔をどうやって飼い慣らしてるか知らねぇけど、全部が全部上手くやれると思うなよ。
(聖水の瓶を手で潰すように割れば、手袋越しでも酸に触れた時のような激痛が走るも、この場から離れられるのなら手1本安い物だと奥歯を噛み締めて、瓶の破片を掴んだまま振り被り
>カミオ
…ッそ！最後の聖水！
（割られた瓶にたじろぎ、後ずさろうとするが間に合わないだろうか）
――リリスは阿呆面じゃねぇ！可愛い俺の友人だ！
（死亡フラグを立てたと確信した。逃げるのを諦め、腰を捻って蹴りを繰り出そうとするが、神父服の動きにくさが邪魔をする）
>ニグ
…阿呆同士仲良くしてろ。
(下等な人間を甚振るこの瞬間がたまらなく好き、耳まで裂けそうな程深い笑みを浮かべて、怯んだ目に向かって真っ直ぐ、尖った破片を振り下ろし
>カミオ
っ…いってぇ…、聖水触んの好きじゃないんだけど
（ カミオが瓶の破片を振り下ろした瞬間、リリスが神父を庇って右腕に破片が刺さりおまけには破片にはまだ聖水の水滴が残っていてリリスの右腕からは血が出てきて）
>カミオ
『我が主よ、天界の祝福をもたらせ…リリスとレイスに加護を…』
（蹴りを繰り出せず、成す術もなくなって崩れ落ちる様に両膝をつく。目が見えなくなってもリリスとレイスを護れるように文言を唱え、目はしっかりと悪魔を捕らえていた）
>リリス
退けよ、裏切り者。
獲物が横取りされるのがそんなに惜しいのか。
(間に入ったリリスのせいで憎い神父の瞳をぐちゃぐちゃに潰してしまおうとした凶器は対象を外れ、牙を剥き出し血走った目を向け罵声を浴びせて
>リリス
――何してやがる！大丈夫か？
（リリスの血液が頬に垂れてくる。我に返り腕を取って治療しようとするが、人間と同じやり方、聖水を掛けて消毒するワケには行かない。どうしようと回らない頭で考える）
>カミオ
ヤダね、君だって横取りされたら悔しいだろ
（ カミオから降りかかる罵声などは気にせずに自分の右腕から破片を抜いては足で粉々に潰し、腕から出てくる血をペロッと舐めて）
>ニグ
偽善者ばっか…まぁ人間なんか皆そうか。
(命乞いもせず他の者の守護を祈る神父の姿に心底下らなさそうな嘲笑を浮かべてそう呟くと、この隙に退散してしまおうとばかりに鴉の物と似た翼を広げて
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