ㅤdrink！drink！drink！ㅤ(ㅤ飲物擬人化ㅤ/ㅤ3lㅤ/ㅤ短-中ㅤ/ㅤほのぼのㅤ)

【キッチン】

>>みるくちゃん
( “ごめんね“ 口に出そうとするもこの大人びた雰囲気を纏う少女にもう立派な女性であると感じ、その言葉を告げるべきではないと口を噤み一言、「 ありがとう 」。彼女の全ての本心ではないとはいえ自身を少しでも気にかけてくれた事に嬉しさを感じない訳では無い。柔らかな微笑み浮かべつつ感謝の意を口に出し、やがてまたいつもの愛らしい少女の笑みを携えたまま告げられる言葉に緩やかに首を振って ) そんなことないって。むしろ俺みたいなおじさんにみるくちゃんは勿体ないよ。きっとあと５年もすれば誰もが振り向くくらい素敵な女性になるからね。( ふふ、と珍しくも年相応な雰囲気纏い言の葉を紡げば鍋に落とされる少女に似た可愛らしくくり抜かれた人参達へ視線を戻しぐつぐつと煮込まれるそれらを閉じ込めるように鍋の蓋を閉めて )


【リビング】

>>黒井さん
あははっ、そうかもしれないですね。あと４年かぁ、黒井さんに負けないくらいいい男になってみせますよ。( あたっ。対して痛くない力で小突かれる額になんてことないという事を表すように笑いながら声を上げ。そのままぶっきらぼうに荒らされた髪を手櫛でまとめつつ誰にも言うわけでもない、心の奥底にあったものが彼に話すことで晴れていき、まるで憑き物でも落ちたと感じる程に清々しい気持ちになり。まるでそれを表すかのようなカメラの前で見せるような笑顔を相手に向け笑いながら相手に同調し )
悩みってほど悩みじゃないですけどね。面白い返しができるか出来ないかで雑誌のオファーも変わるってもんです。( ぐうっとソファーに座ったまま伸びをし首を回せばごきりと音が鳴り。行儀悪く三角座りしていた足も同時に伸ばせば「 あ、運動不足の音だ 」等と身も蓋もない言葉を呟いて )


【キッチン】

>>琲恋さん
あははっ、そんな喜ばれる程じゃないんだけどなぁ。( 勢いよくこちらを向く彼女に声出し笑い、その後に続く言葉に私服だとあまり気付かれないとはいえ芸能人でもある自身が気軽に行くには難しいけれど。なんて内心思いつつ頷いて )
琲恋さんって辛いもの苦手なんだ。俺も得意って訳じゃないけど寒い日には食べたくなるかも…。( 相手の言葉にふんわりと表情和らげた後、しみじみと呟いて )