のみもの 2017-09-12 18:03:52 |
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【キッチン】
>>琲恋さん
ふふ、じゃあ今度閉店間際にお邪魔しようかな。人がいる時間は多分琲恋さんに迷惑がかかっちゃうからね。( 売り物でもある珈琲を淹れてもらったのだ、何もしないのは些か心苦しい。自身の立場もあり実現するかは別の話だが彼女の経営する珈琲店へ邪魔する旨を口に出し。)
微糖かぁ…差し入れで苦い珈琲はよく貰うんだけど俺は飲めないかなぁ…。缶コーヒーとはちょっと違うだろうし飲めるかもしれないけど。( いつもより大人びた表情をする彼女に内心首を傾げつつももしかしたら彼女が淹れるものなら飲めるかもしれない。なんて肩を竦め晴れやかな笑顔携えつつ好奇心から続く言葉を告げ )
>>みるくちゃん
んー?ん?? ( 視線を箱裏へ注いだままに真横からかかる甘い、彼女の名を体現するようなその声に振り向き。自身から見ればまだ子供と言える少女のそれはいつの日かあった小さなファンの戯言とそれと同じだと吐き捨てるのは簡単だがそうするのは忍びなく。箱を手放し少女の真っ直ぐな瞳に視線を合わすように屈むと そうだなぁ、と考えてみせ「 じゃあ、みるくちゃんがあと10年経っても心に決めた人がいなかったらお婿さんにしてもらおうかな 」その頃には自分は四十手前だ、そうは言わず必要最低限の返しに少女に対するほんの優しさ滲ませながら答え )
あははっ、よくできました。お花の人参かわいいね。( その空気を払拭するような幼い動作に頬緩ませ。雑と言っても過言ではない手つきで下処理されたキャベツと玉ねぎを切り、煮崩れしないそれらを鍋へと放り込めば残りは人参だけの状態にしておき )
【リビング】
>>黒井さん
う、うおっ ( 引き寄せられた衝撃に驚き声を上げるも乱暴と言える手つきで髪を撫でられその感触にされるがまま大人しく留まり。難しく考えすぎと咎めるような言葉の響きに「 黒井さんが誤魔化されてくれたらそれで終わったのに 」と目上に敬意払う自身に似つかぬ拗ねた響き孕んだままぼそり呟けば湿った空気払拭すべく小さく笑い ) まあもう四捨五入すれば三十路ですしね、これがサーティーブルーとかいうやつかも。( 最近テレビで知った言葉を意味も分かっていないまま、けろりと言ってのけ )
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