作家 2017-07-14 18:25:48 |
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(時計の針が三を指すおやつ時、屋敷のキッチンからほわほわと漂うのは甘やかで優しい菓子の香り。扉の向こうではオーブンが動く音、卵を割る音、果物を刻む音がリズミカルに聞こえてくる。―――それから、暫くの間の後、チーンと軽快な電子音が響き、開いた扉から現れたのはチェック柄のトレーに色とりどりのマカロンを乗せ、満足そうに息を吐く一人の青年。とっておきの材料を用い作り上げた渾身の菓子をはやく妹に食べさせてやろうと普段の仏頂面からは想像も出来ない晴れやかな表情で鼻歌交じりに廊下を歩く中、「…他のやつらと出くわす前に早い所見つけないとな」と、頭の隅に妹の笑顔を浮かべながら、目尻を落とし柔らかな顔つきになり)
(/参加承諾ありがとうございます。早速絡み文を投下させていただきました、レスに余裕のある方がいらっしゃいましたら是非お相手していただけたらな、と…!よろしくお願いします!)
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