匿名 2017-06-17 03:18:11 |
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ニュートン国王の…そうか。
(ある大陸の国王の隠し子だと聞けば驚いたように眉を動かし、道理で顔立ちに品がある訳だと女の顔を思い出せば納得して)
…帳簿を見たが、成り上がりのマグナリア家がここまでの財を得たのはお前の手腕に尽きる。荒稼ぎで人の恨みも買っただろうが、それは評価すべきところだ…だが、身に染みてわかっているだろうが俺は善人ではない
(全て聞きたい事は聞き終えたと唇には残酷な微笑が浮かび、腰の剣を抜くと刃先を縄へとあてて。縄の継ぎ目があてられた刃によって解れていくと身体の重みで一段階下がり、縄は今にも切れそうな程で当主は動く事も出来ずに土色の表情で叫び)
「待てっ…まだ屋敷に残した財力がある、助けてくれればそれを全て渡す!!部下にでも協力者にでも、何にでもなる!!」
俺が、お前を生かすと思ったか?
(不思議そうに首を傾けると相手は言葉を失い、剣を鞘に収め縄が自然と切れるのを待って短い間の絶望の表情を愉しみ、縄が切れ重たい音を立て当主が海へと落ちると既に興味を失ったように水飛沫をあげる海水へは視線を送ることはなく)
(/了解です!)
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