匿名 2017-06-17 03:18:11 |
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(/待ちに待った開始ですね!最初の文出していただきありがとうございます!それではよろしくお願いします)
昼(出航前)/ある女性の部屋→甲板
んっ……?
(港に程近いある一室、潮の香りと共にガヤガヤと慌ただしい音が部屋に流れ込んできてゆっくりと目を覚まし。続いて認識できたのは片腕に触れる柔肌の感触でそちらに目を向ければ一人の女が腕の中に収まっていて。未だ覚醒しない意識の中昨夜起こったことを順に思い出していけば、酒場で出会った女と一夜を共にしたことを思い出し。直後窓の外から聞こえてきたのは聞きなれた声が帆を張る合図を告げる声でそこでようやく意識をはっきりと覚醒させ)
げっ、もうそんな時間?!置いていかれるのはまずいって!
(勢いよく上半身を起こすとそこら辺に散らかった服をかき集めて大慌てで身にまとい、途中隣で寝ていた女が起き出せば『君のこと忘れないよ』と適当な言葉を言えば部屋を飛び出し船への道を駆けていき、その間にシャツのボタンを止め。船の甲板と港の桟橋とを繋ぐ階段を勢いよくかけ上がると最後の一段で足に力を入れて体を宙へと飛ばし、両足で甲板に到着すれば間に合ったと安心して息を吐き)
ふー、セーフ……ちょっとハーシュ兄さん!僕を置いて出航しようとするなんてどういうつもり!
(顔を上げ船首楼をみやれば案の定目的の人物がそこにおり、腕をくんで理不尽な文句をぶつけたあと、他の船員が出航準備を急ぐ中構わず階段をあがってハーシュへと近づいて。その服装は未だ乱れたままで口の端には口紅がわずかについていて、何をして遅れたかは一目瞭然で)
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