匿名 2017-06-17 03:18:11 |
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ぐっ…ごめんね、つい癖で
(逆上する男を目の前にしても薄く笑みを浮かべていたロイだったが一発、また一発と殴られる度に表情は消え目が虚ろになっていき。口の中には鉄臭い味が広がり、体の様々な所に赤や青の痣が浮かんで、手首を縛りつける縄が擦れてそこから血を滲ませて。だがその間に苦しみの声をあげたり、泣いたりすることはなく、ただ相手の暴力を一身に受けるだけで。ようやく殴る手が止まると俯かせていた顔をあげ眼帯をした男の方をみやり、朦朧としながらも口の端には笑みを浮かべ)
あぁ……あの子って王女だったんだ……でもいいでしょ?王族の一人くらい居なくなってもさ……
(またひとつ嘘を付きながらもデイジーの行方を知っているような口振りをし、情報をもつことが分かれば相手は簡単に自分を殺さないだろうと時間稼ぎをしつつ眼帯の男の反応をうかがって)
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