まあそうだな…悪くは無い。―ただ、俺の心を動かしたいのならば、そうも何度も目的を口に出さん方がいいな。 (大きく咳き込み崩れ落ちるロイを見ると自然と笑みが浮かぶものの、こうされてまで自信満々な弟の発言には呆れを混じえた苦笑で。相手の言葉を鵜呑みにするならば、ロイは自分の為に奉仕したのではなく、ロイはロイの目的の為に動いているに過ぎず、相手の思い通りになることを厭う性格が愉しむ事をやめ)