悪魔女と六人の子供達＿_【人数制限有／ファンタジー、ほのぼの、戦闘】

>ドロシー

べ、別に平気だよ。つーか、アンタに心配される筋合いねえしｯ。
（こちらの予想とは斜め上を行く反応に毒気を抜かれつつ、心の中でこういう奴だったと一人納得し。突然声を上げたかと思えば先程やってしまったジャケットのことに気付いたらしく、急接近してくる相手に一、二歩後ずさり視線から逃れようとそっぽを向き。戸惑いからか何処と無くぎこちなさを感じさせる声の調子で、見栄や虚勢などが入った素っ気ない言葉を言い。）

>エレナ

な、違ぇよふざけんじゃねえ！からかいに来ただけならさっさと帰れ！
（聞き知った声に顔を上げると、やはりそこには一つ上の姉がおり。第一声までは良かったがその次の"彼女と喧嘩"という言葉に、そういったものに対抗のない自分には敏感に反応してしまい、内に秘めた恥ずかしさ故に必死そうに声を荒げ否定して。わざわざそんな事を言いに来たのかと、僅かに怒りを含めた口調と帰れというジェスチャーで威嚇し。）

>アルフレッド

はぁ？…だったらなんだし。兄貴には関係ねーだろ。
（追い払おうとしたがこの兄相手にはやはり無理だったかと潔く観念し。しかし、仲の悪い一つ下の妹とのことを言われると反射的にしかめっ面をするが、違うとは言えず言葉を飲みムスッとした口調で否定はせずとも深入りを拒み。お説教でもされるのだろかと不機嫌なまま、"て言うか、可愛い言うな気色わりぃ"と聞き逃しはしなかった言葉にボヤくようにぼそっと不満を付け足して。）