悪魔女と六人の子供達＿_【人数制限有／ファンタジー、ほのぼの、戦闘】

>アルフレッド

げ……人違いだよ、さっさとどっか行きやがれ。
（木の上でまったりと自分の時間を満喫していたところ、下から自分の名前を呼ばれた気がして見下ろしてみれば、其処には我が兄がこちらを見上げ立っていて。別に彼が何かをしたわけでも特別嫌いなわけでも無いのだが、今の自分は人と接する事をよく思っておらず眉を寄せ出会った事が嫌そうな声を漏らし。特に兄妹たちとはあまり関わりたくない一心でこの場をしのごうと、フードをグッと深く被り少しイラつきを含めた口調で嘘をつき、下に居る相手を追い払おうとして。）

>ドロシー

は？って、何でアンタがここに…。
（誰もいないだろうと思い盛大についた溜息だが、唐突に声をかけられ少し驚いたように相手の方へ視線を向けて。と同時に、言葉の意味を理解し難い声がけに眉を寄せあからさまな態度をとり。しかし、振り返ってよく見ればそこには父の店を手伝い、幼い頃からの知り合いがおり、表情は尖ったものから少し柔らかくなり純粋な疑問へと変わり。｢つーか、別にアンタは関係ねぇから。そもそも存在に気付いたの今だし。｣不安げにこちらを見ている相手に突き放すような冷たい態度で問われた質問に答えて。付け足して、相手を嘲笑うかのような鼻笑いを含んだ余計な一言をを吐き捨て。）

>ノア

…なに、お前が外に出るなんて珍しい事もあるもんだな。それとも迷子か？
（破れたジャケットをどうしようかと考えていたとき、自分の名前を呼ばれた気がして顔を上げて声のした方へ目をやると、外で鉢合わせるなんて初めてじゃないかと思うほどインドアなはずの弟がおり。予想外すぎて一瞬呆気に取られるも、すぐにいつも通りどこか馬鹿にした態度で皮肉った言葉を吐き、流石に相手の歳で迷子なんてことは有り得ないと理解した上で相手をからかう様に口角を上げて問うて。）