当主 2017-05-31 11:46:25 |
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( >>40/奈鳥 )
---、そうですか。良いですよ、そのまま通してあげなさい。
( 政府のお上と話すのは些か息が詰まるような、変に畏まらなければいけなくて肩が張ってしまう。はぁ、と一つ息を吐いては部屋を出て行き縁側を歩き一つの部屋に入ればそこは華道室で部屋の真ん中には既に用意された華や盆があり、そこへ行く前に身体を冷やさぬようと、後ろに控えていた部下が羽織りを肩に掛けてくれそれを礼を述べながら袖を通しては少しだけ和服の帯を結び直し敷かれた座布団へ正座をし。襖を開け放って聞こえる鳥の囀りを音楽に華道に励んでいたが、廊下に控えていた部下同士何やら話しているのを少し耳を傾けていると、断りを入れながら部下が入ってきて耳打ちされると緩い笑みを浮かべ上記告げ。支度を、と付け足されるも首を振り「 構いませんよ。“華道の途中”ですからね。 」口調は柔らかにそれでいて重くなる空気、部下には下がって安全な場所に控えていなさいと伝えては一人になり。そう言えば少し太陽が出て暑いなぁ、なんてのんびり考えながら脇に置いてあった扇子を広げては緩やかに扇ぎ、羽織りから袖を脱ぐと肩に掛けるだけにしては華道の方に戻り到着するのを待って )
( / こちらこそ、よろしくお願い致しますね。 )
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