ぬっしーん 2017-05-11 18:38:20 |
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>東先生
(相手の腕に包まれて目を伏せていた最中、不意に頬に柔らかな感触があると目を開いてゆっくりと肩に預けていた頭を擡げ。直ぐに此方をじっと見詰める相手と目が合えばそれからは逸らす事ができずにただ視線を絡ませ、いつになく神妙な面持ちで告げられる言葉には醜い期待感がどんどんと膨らんで行き。拒まなければ、どうなってしまうのだろう。此処が勤務先で普段は体調不良を訴える生徒を寝かせる場所であるという事実による背徳感さえ今は気持ちを昂らせる要素となり、徐々に詰まる互いの距離が埋まる間が酷く長い物に感じられ。やけに雨の音が耳に響いて煩わしさを感じながら、気付けば相手の背に回していた腕の片方をするすると上げて行き、相手の首の後ろに宛がうと半ば其方へ圧し掛かるようにして噛み付くように唇を重ね)
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