ぬっしーん 2017-05-11 18:38:20 |
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>久瀬
そうだねぇ。何かあったら久瀬君も遠慮無く。
(直接的ではないが決して一線を越えさせようとはせずに躱しているらしいのは伝わって来て、やはり時間を掛けなければ相手の気持を聞くのは難しそうで。距離感を近付けようと試みているわけではないが、へらりと弛緩した笑みを浮かべると軽快な口調で告げて。相手が己の言葉を正確に理解していないのかそれとも意図的か、どちらとも判断できないながら「僕が久瀬君に使ってる時間は一秒だって無駄じゃないし、自分の時間をどう使うかは自分で決めるよ。」己の告げた離れるべきタイミングが、少なくとも今では無い事を伝えるように少しばかり語気を強めて述べ。相手の返答に眉を寄せると「ダメだよ、睡眠薬なんて使っちゃ。…まぁ、そういう事なら治療の一環として保健室で寝るのを許可しようか。」注意を促した後にこじつけではあるものの頷いて見せると、再び体の向きを変えて真っ直ぐに保健室に向かい歩き出し)
>東先生
(“嘘なんか吐くか”と心中文句を言いながらも口にする気にはなれず、相手の腕に包まれれば細くも深い息を吐いて瞼を下ろし。それだけでも十分に満たされている上に、背を擦られ髪を弄られる僅かな感触が堪らなく自制心の瓦解に拍車を掛け。それまで欲求が満たされなかった反動だろうか。相手に情けない姿を晒しているということは理解していながらもそれすらどうでも良くなってしまい、先程中途半端に凭れた所為で僅かに開いたままの距離すらもどかしいとばかりに相手の方へ一層身を寄せ首筋に頬を擦り寄せて。短い問い掛けに逡巡するような沈黙の後「──……寒い。」既に少しも寒さ何て感じていないにも関わらず、相手が離れる理由を作りたくないあまり虚言を告げ)
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