海賊と幻の宝【海賊／ファンタジー／ロマン／仄々／初心者歓迎】

【船頭】
乗せた以上面倒は見ると言ったはずだ。
...でもお前がそれが嫌ならこれからやれることを見つければいい。金はその前払いと思って受けとれ、どうせ船の金だ、それくらいの出費俺が埋める。
(相手の発言を聞いて目を丸くして意表をつかれたような顔を一瞬したが、すぐにまた冷静に返答をし。結果としては同じなのに自分が稼いだ金を直接渡さないのは彼女を船の仲間だと認めている節もあるのか、ポケットに折りたたんで入っている手配書を取り出し数枚目星をつけ。
それから意外と自分の親友に辛辣な10も年下の少女にやるなと楽しげに目を細め悪戯っぽく笑みを浮かべると「金をせびるのは勢いに限る。エドワードは甲板にはいねえみたいだな。さっさとぶんどりに行くか。」と仮にも親友に容赦ない宣言をすると船頭から船央に降りる梯子前に貴族がエスコートするような真似をして見せて)