ぬし 2017-04-10 18:19:02 |
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いえいえ、こちらこそお忙しい時に押しかけて申し訳ない。無償でとは立場上言えませんが、これからもできる限りのお力添えをさせていただければそれこそ僥倖というもの。
(無論その力添えと言う名の商売を双方に行うことはもはや決定事項である。そしてそれを何ら問題にもしていない。なぜならばそこに商品があり、商品を欲している人があり、取引するに十分な金があり、お互いに利益がある。それだけのことだと考えているからだ。抗争が激化すれば高額な兵器も売れる。そのためにもできるだけ泥沼化させる必要がある。そのためにもお互いの戦力が均等になるように売り払わなければならない。この男の中にあるものは如何に双方の戦力を近郊に保つかということだけであり、お互いの消耗など何も気に留めていない。故に相手の言う「仕事が減らない」という言葉はまだまだ利益が出る程度にしか考えていないようで
>66
おや、落としましたよ。おっと、それはそれは、とてもいい銃ですね、よく手入れされている。グリップもいい具合だ、良く手に馴染むことでしょう。それでは、今後ともご贔屓にお願いしますね。
(相手の落としたチラシを地面に付く前にひらりと拾い上げる。自社のチラシが地に落ちるのは会社のちいが転落するとして縁起が良くない。それを差し出すと同時に目ざとくも視界に入った相手の銃の状態や体重の運びから装弾数や大まかな重量、グリップの削れ具合や小さな傷や金属光沢等からどれだけ使い込んでいるかくらいは読み取ってみせる。売るだけが脳の社長ではない、本職にこそ劣れども、武器を扱う心得などはしっかりと身に付けている。張り付いた笑顔をより強くして、差し出したチラシを相手が受け取るのを待って
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