ぬし 2017-04-10 18:19:02 |
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>克
勿論よ。もう少し自覚を持ってることを表面に出してもらいたいものね。
(飄々とし、大人びた相手の態度は長い間一緒にいるゆえ、わかってきてはいるつもりだが、どうも子ども扱いされているようで居心地が悪い。首を捕まえていた手を離すと、少し不機嫌そうにしながらも首を縦に振って同行に同意を示して。和服の袂、合わせ目をビシッと合わせ直すと気合を入れ直し、いざ新都の中へ隊長に続いて入って行き。理想都市と呼ばれる場所は徹底管理、外とは比べ物にならないくらいの快適な空間に全身の毛が逆立つような悪寒が走り、それが憎悪からくるものであると自覚すると自身の両腕を抱きしめて身震いし、白鴉が居ないか、奇襲の手は無いか、辺りを見回し神経を尖らせ
>伊澄
伊澄か……おんしに見つからないように行きたかったんだけどねぇ……
(底抜けに明るい声が聞こえて、高まりきった緊張感は台無しに。思わず、ずっこけてしまいそうになるも堪えてため息をつき、幹部の1人、それなりの実力を兼ね備えているのだが、如何せん考えが見えない。好戦的な性格も相まって精鋭部隊にはあえて配属させなかったが、裏目に出たようで、誰かの口が滑ったらしいと思うと両目を抑え。しかし、こうなったら仕方が無い、これも何かの縁だと思うことにして「まぁいい、伊澄もついてきなさい、白鴉に突っ込むわよ」突撃の合図でいっせいに壁を駆け下りて
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