ぬし 2017-04-10 18:19:02 |
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>斬羅殿
(セキュリティシステムとは最早破るために存在するものであると認識をしているが、敵とは言え国の重要機関のセキュリティがこうではこの国の未来も憂慮せざるを得ない等取り留めもない事を考えつつ辺りへの警戒を怠らずに歩みを勧め。からんころんと響く下駄の音は常時は好み鳴らしているもののこうも潜入となると邪魔な物で、今日は慣れぬ革靴に少し戸惑いつつ。何人か警備の者は倒して中まで入って来たが、中まで来てしまうと存外セキュリティに頼りきってるのか警備は手薄、居たとしても骨の無い者ばかりで、手持ちの携帯端末で仲間の居場所を確認しつつ地下へ地下へと足を進め。仲間は皆位置情報を発信する端末を体内に埋め込んでおり、何処にいても直ぐに居場所がわかるようになっており、先日失踪した仲間の位置情報の反応がこの施設の地下と出れば其の意味は自ずと浮かび上がり。隊長故自分自身は指令を出すのみと言うことは無く、自ら現地に赴く事も多々あり今回も例外では無く、証明の少ない長い廊下を静かに歩き進めば数歩先に人の気配を感じ面越しに其方を見据え、一人の女性の姿を確認し)
ふむ…見た所白鴉の方と拝察するが。
此方に我らの同胞は御世話になって居らぬかのう?
>all
此処らはかなり荒廃しきっておるのう。
ん…坊は一人か?…そうか、腹を空かせているのか、よしよし、これをやろうぞ。
(新都とその外との境を巡回し様々な情報を得るべく日々自分の足で外に出る事を欠かさないのだが、最近は著しく街の荒廃が進んでおり。新都の政府は新都内が平穏を保っていれば新都の外の荒廃等目もくれることはない。政府を根本的に変えることの他にはこの腐り切ったシステムを変えることは叶わないのだと考えつつ辺りを見渡せば腹を減らし壁に凭れ座る一人の子供。其方へ近づき肩にかけた鞄からパンを一つ取り出すと其の手に握らせて優しく頭を撫でてやり、そんな人々が溢れかえっている事実に同時に辟易とし。自分が幾ら此処で活動をしても気を紛らわせる程にしかならず、一刻も早く政府を倒さねばと考えつつ、偵察の為何時もの場所からこっそりと新都の内側へ忍び込んで行き)
(/皆様、一所に留まっていられない性格の息子ですかどうぞ宜しくお願いします。)
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