さに 2017-03-31 18:25:07 |
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へえ、燭台切さんが…。ってあなたも料理出来るの?いつか食べてみたい。
( 一歩下がった隣を歩きながら他愛のない話に花を咲かせ。いつも一人で台所に立っているのだろうか。手伝わせて貰えるのならば明日から手伝おうと決意していると、意外な返答にぱちくりと目を瞬かせ、興味深そうに食べてみたいと。部屋に篭っていた事について不安そうに此方を伺う彼は、きっと優しいのだろう。その優しさが嬉しくて、ふにゃりと頬を緩めると歩調を緩めた相手の前へと回り込み、手に持っていたお守りの一つを背伸びしながら彼の首へ掛けてやり「お守りよ、此れを作ってたの。一回限りの物だけれど、いざという時にはこのお守りがあなたを守ってくれる。……だから出陣の時、必ず持って行って。」必ず携行してほしい事を真剣な表情で伝えては、また元の笑みを浮かべ )
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