来いよ、囲ってやるから。【無登録】

────くそ、まだ寒ィな。

（真夜中を回る頃、屋敷の縁側にふらっとやって来、紫煙の立ち上る煙草をくゆらせ庭を眺めながら一言。やはりまだ甚平の姿では寒い季節。早く布団に引っ込んで、朝まで惰眠を貪りたい。そんな思いを覚えつつも、冷えた空気の中しんと静かな庭を眺め、それを照らす白銀の満月を見上げることはやめられず。煙草を細く骨ばった指に挟み、ふうと煙を吐き出すと、冷たい縁側に腰を下ろし、冬の名残の冷気の中独り言を呟いて）

……さあて、今宵は紛れ込む“猫”はいるかね。

( /もう書き込みはしても宜しいのでしょうか…？
とても興味があり是非参加したいのですが幾つか質問したい事が。知人設定のキャラから選んでも良いという事でしょうか…？それから主様との1対1での会話方式という事で宜しいのでしょうか？お返事お待ちしております。)

>>2の迷い猫さん

伽羅口調で申し訳ない。
もういつでもお好きな時に書き込んで大丈夫だぜ。
仰る通り、俺と知り合いの女ってのが>>０にある３人で、そのうちのひとりとして参加することが可能だ。勿論彼女ら以外の年齢、設定でも構わない。
ああ、悪いが俺は多数に手を出す女好きだが、ひとりひとりに対する独占欲が強くてね。一対一のやり取りだよ。ただもしも様子見するうちにお互いに気が向いたなら、参加者さん同士で絡むのもＯＫしたいなと思ってる。

＿＿おにーさん、こんばんは。そんな薄着じゃ風邪引きますよ？

( 今日も真夜中にこっそりと家を抜け出しては冬の間お世話になった屋敷へと。実家に不満がある訳では無いものの何と無く親に抗ってみたいお年頃、補導されないよう配慮しての少し大人びた服装はあどけなさの残る顔立ちには不釣り合いで。数泊できそうな荷物を詰めたバッグを肩に立派な門扉を過ぎると、冬の名残りの澄んだ空気に響く声に誘われて中庭へ行くと冷えた空気の中、甚平姿で居る彼に もう と口を尖らせ。防寒として首に巻いていた大判のストールを外しながら彼の傍へ寄ると煙草に気を付けながら肩へと掛けて )

( /再び背後より失礼します、>2の名無しです。お答え頂きありがとうございます、設定等 了解致しました。16歳女子高生で絡ませて頂きましたが相性等合わないようでしたら、遠慮無く帰るように促して頂けたらと思います。 )

────おう、こんばんは。何だ、久しぶりな気がするな。かれこれ……４日ぶり、くらいか？

（ふわ、と暖かなストールを肩に優しくかけられたためにやや目を見開いて振り向けば、そこにはこの冬幾度となく泊めていた、最早馴染みの仲であるうら若い少女の姿。未だ幼い子どもらしさの伺える顔立ちでありながら、少し背伸びをした大人の女を思わせる格好というその危ういアンバランスさには、銀色の月明かりの中では余計に男の心を強く惹き付ける美しさがあり。
ニヤ、と口角を釣り上げてストールを掛けたその白い細腕を取るとグイと引き、自分の隣に座るよう促し。冬中そばにいた少女が再びそばに来てくれて落ち着く気分になったのだろう、煙草を心底美味そうに深く吸うと、煙を吐きながら隣の彼女に冗談を零しからかって）

今回もえらく大荷物で来たな、え？　あんたがその気なら、ずっとここで俺に美味い料理を作ってくれても良いんだぜ。



おう、了解。来てくれてありがとさん。
俺的にはぴったりの相性だと思うから、是非長居していってください。

そうですね…それ位かも。

( こうしていきなり訪れても拒絶される事無い安心感に身を委ねては、冷気に少し強張っていた頬の筋肉もゆるゆると解け。グイ と腕を引かれ目を丸くしつつよろけるように隣に腰を下ろし。危ないなあ なんて頭の片隅で思いつつ視線を上げれば、月明かりに照らされた紫煙が何処か幻想的に揺らぐものでつい目を奪われて。それも直ぐさま彼の言葉によって意識を引き戻されては、彼へ向けた目をぱちぱちと瞬かせ。こんな小娘なんて相手にされる訳が無いと解り切った様子で、くすくすと笑みが口元に添えた指の隙間から漏れて )

制服と教科書も入ってるから、どうしても大きくなっちゃって。 ＿＿ふふ。レパートリーが少ないから、もう飽きたーって言うんじゃないですか？

あぁ、そうか。この時期はまだ学校あるのか……学生は大変だよな。
さあね。俺は偏食家だから、案外それでどうとでもなるかもしれないぜ？……まあまず、飽きることなんざないだろうがな。

（こちらの冗談を理解して可笑しそうに笑い声を零す少女の横顔を横目で見つめながら、持ち出してきた小さな灰皿に煙草の灰をトントンと落とし。少女のお返しのからかいに再び飄々と返しながら、しかし脳裏に意図せずしてふと浮かんだのは、彼女が台所に立ち己のために料理をしている、どこか心を揺らがされる光景。隣で笑っている彼女がもし実現するさせてくれるのなら──そんな幻想に思いが及んで油断したのか、ぼそり、と低い声で呟き。それを取り繕うように、またさらりと話題を付け加え。）

いつもと同じだ、あの南側の和室を好きに使え。ヒーター使いたかったら、押し入れの下の段にあるはずだ。



申し訳ない、寝落ちしていた……昨晩は来てくれてありがとう。また来てくれたら嬉しいです。

おにーちゃん！まだおうちに居る？

（庭から縁側へ回り込んで来ると、家へやって来るまでに摘んできた花で作ったブーケ片手に握りしめて家を覗き込み。くん、と部屋のにおいを嗅ぐとその存在を知らせるような煙草の臭いにどこか安心感を覚えて頬をゆるめて）


（/6歳の小学生で参加希望なのですが、よろしいでしょうか？ロルの長さはこれよりも長くなることはあれど、短くはならないと思われます。ご検討お願いします！）

ん？　ああ、ちびっ娘か。いるぜまだ……昼から出かけちまうが、それでも大丈夫かい？

（すれた自分や手入れの行き届いていない薄暗い屋敷や庭にはおよそ似つかわしくない、無邪気な明るい声に振り返り。可愛らしい花束を手にした小さな子どもの姿を見とめてこちらも笑むと、どこから出したのか、片手に載せた飴玉を「食うか」と見せてこちらに誘い）



来てくれてありがとさん。大丈夫だよ。
ロルの件了解です。昼過ぎから少し返せなくなるが、それでも良ければこちらこそよろしく。

うん、大丈夫！わたしも、それより前の時間に帰らないといけないかもしれないし。

（こくりこくりと数回頷いてからよじ登るようにして家の中へ上がると、見せられた飴玉にぱあっと顔を輝かせて。「食べる！あとこれね、おにいちゃんにおみやげ」小走りで駆け寄ると相手の隣にぺたんと膝をついて座り、飴玉を受け取るのと交換に持っていた花束を差し出して。「んー…いちごの味だ」ころころと飴玉を口の中で転がすと、広がる甘さに笑みを深めて）


よかった！
もしかしたら昼前に他の所へ行っちゃうかもしれないから、全然気にしないでね。よろしく！

ああもうこの台所タバコ臭いわね。
換気しなさいよ。髪がタバコくさくなっちゃうじゃない。
ちょっと、まだ寝てるのー?
(休日なのでいつもの仕事モードの黒いスーツと違い、女性らしい春の爽やかな洒落た私服で男の家を訪れる。最初の頃は玄関から呼んでいたものの、寝てたり居留守を使う男に当たり前にように裏の勝手口から当たり前のように上がり。勝手ついでに色っぽい鮮やかな紅いルージュのひかれた唇を不満げに尖らせ、綺麗なマニキュアのぬられた手で台所の窓をバンバン開けて、もう遅いが一応勝手口周辺で男に向けた声を上げ。)

(/28歳のOLの妖艶なお姉さんで参加希望なのですがよろしいでしょうか。お昼までいらっしゃるとのことでしたので絡ませていただきました。)

わかったよ、それまでゆっくりして行きな。
ん？　おお、そうかい、ありがとさん。

（飴玉を見るや向日葵のように顔を輝かせた彼女を見て吹き出しそうになりながら。しかし、小さな足で小走りで駆け寄ってきた少女が、飴玉を手に取ると同時に摘みたての花束を差し出せば、その無垢な好意に驚きとも感心ともつかぬ声を上げ。飴玉を堪能して目を細める彼女の隣、煙草を一旦灰皿に置き、花束を弄びながら、普段の怪しさがどこかへ掻き消えた穏やかな声で問いかけて）

ちびっ娘、少し背ェ伸びたか？　少し姉さんっぽくなったじゃねえか。



あいよ、了解です。

あ？　……てめ、またそうやって勝手に……
この押しかけ女房が。誰が寝てるよ、誰が。少し横になってただけだ。

（普段は人気がなく薄暗い屋敷の中、凛とよく通る声が響く。それでぴくりと目を覚まし、寝起きでやや痛む頭を抱えつつ、10年以上付き合いのある彼女が来たとわかっているため、よろよろと寝室から出て。完璧な化粧を施したかつての同級生がいる台所まで辿り着くと、壁に手をつきもう片方の手でぼさぼさの髪を掻き上げなから、挨拶がわりの憎まれ口を叩き。彼女が窓を開けたばかりだというのに、早速一本目の煙草に火をつけ）


おう、来てくれてありがとうな、待ってたよ。
ぜひゆっくりしていってくれ。

ほんとう？春からひとつ上の学年になるんだもん！もっと大きくなれるかなぁ……

（問いかけに目をまあるくして顔を上げると、立ち上がって自分の体を見下ろすようにしながら、どこか恥ずかしそうにはにかんで。それでも家でまともな量の食事を与えられない分痩せ細った腕を掴みながら、ほんの少し口をすぼませて。「おにいちゃんは背ぇおっきいよね！どうやったら大きくなる？」今は自分が立ち上がっているおかげで見下ろせる相手の体も、横に並べばその差は圧倒的で。純粋に疑問をぶつけるように首を傾げると、相手の頭へそっと手をのせて）

>>14

ああ、次は２年生だっけか。……なれるだろうさ、きっとな。

（こちらの言葉をまっすぐ受け止め、本気で喜びながらもそんな自分にはにかむ幼い少女の姿は、どこか父性本能をくすぐられるほどに愛らしく。しかしその愛らしさに似合わぬ細く痩せこけた身体を見て、こちらの灰色の瞳にはやや憂いを帯びた陰りが過ぎり。普段は嫌がる、まるで頭を撫でるのにも似た幼女の仕草に、しかし動じずそのまま、「そうだなァ」と考える素振りをすると、こちらも大きな掌を幼女の小さな頭にぽんと乗せ、軽くあやす様に撫で）

良く、寝ることだな。寝る子は育つって言うだろ。よく遊んでよく寝てりゃ、身体は勝手に育ってくれるさ。あまり心配しなくて良いぜ。

寝るのはだいすき！夢の中はすごく楽しくて、あったかいの。時々怖いお化けも出るけど……そうだ、おにいちゃんが夢に出てきたこともあるよ

（伸びてきた腕に親のものを重ね一瞬びくりと体を硬直させるけれど、触れた柔らかさにすうっと目を細めてそのまま相手のそばに腰を下ろし。寝るとくれば連想されるものはただ一つで、その数々を思い出すように深い頷きを。ふと思い出したように顔を上げると、その時の夢を思い出してくすくすと楽しげに笑い）

はいはい、そういうことにしておいてあげるわ。
それにどうせインターホン押しても貴方反応ないじゃない。
あら心外ね、私は貴方の女房にはもったいなさすぎるわよ。
(相手の寝癖を見たあとすぐに視線を顔に移して流し、勝手に入ったことを指摘されても一切悪びれた様子なく肩を竦め、相手の冗談に近い押し掛け女房という悪態も意に介さずウインク一つ飛ばして冗談なんだか本気なんだかわからないノリで笑って見せて。)

ありがとう。私もお昼くらいには帰るから仲良くしてちょうだいね。

>>16

わかるよ。
へえ、そうなのか。夢の中の俺は、ちゃんと怖いお化けどもを蹴散らしてたか？ ぼこぼこにしてたろ？

（酷く痩せた身体、そして大人に触れられることに怯える反応。彼女が家では決して幸せな生活をしていないことは明白だが、根無し草のただの知り合いである自分が何かしてやれる訳もなく。ただ、“怖い時や辛い時は迷わずに頼れ”、そんな意味を込めた冗談ともつかぬ言葉を零し）

良いか、夢の中でもし怖い目に遭ったら、俺を呼ぶんだぞ。ちゃんとちびっ娘を守ってやるから。

>>17

くそっ、その余裕が腹立つ……反応だ？　するわけねえだろ、おまえが来たって直感でわかるんだから。

（こちらの言葉の一切を軽く受け流す慣れたような口調に、寝起きの不機嫌さもありぶつぶつと不平を口にし。しかし、色っぽくウィンクし明るく笑うその顔を見て機嫌が治まったらしく、腕を組み壁にもたれかかると、煙草をくゆらせながら笑い。）

それでも、俺にはもったいなさ過ぎるほどの良い女がこうして通ってきてくれるってことは、俺もそれなりに良い男の部類なんだろ？　俺はいつだって貰ってやるぜ、おまえさえその気になりゃあな。


おう、こちらこそ。

一瞬でわかるなんて嬉しい事言ってくれるじゃない、愛ね。
(不機嫌な態度に口を抑えてクスクスと笑ってこれは完全に冗談の口調で上記をさっき脱ぎすてたパンプスを揃えて振り返っていい。)

その言葉何人に言ったのかしら。悪いけど私は貴方に弄ばれる女の子の1人になるのはごめんなの。