＊お菓子のような甘い関係＊

僕が言っても全然かっこよくないね(笑いながら相手の背中に腕を回して抱きついて)

そう？ちょっときゅんとしたけど（抱きついてきた相手の髪を撫でながら）

やったぁ、咲李がときめいた！(相手の言葉に嬉しそうに動けば肩に頭をぐりぐりして)

そりゃときめきもするよ（ふはっと笑いつつごろんと後ろに相手を抱いたまま倒れると変わらず相手の髪撫でながら）

わぁっ…！(相手が倒れれば相手の上に乗っかる形になり少し頬が赤くなって)

…照れてる？（顔赤くする相手を見上げながら問い掛けて）

な、何回しても慣れないもん…(照れてるのを指摘されれば顔を背けて耳まで真っ赤になり)

ちゅーも？（真っ赤にする相手の頬を手で包むと頬緩めて）

うん…まだ恥ずかしい(顔が赤くなりながら相手の手に甘えるように擦り寄って)

慣れるまで…する？（手にすり寄ってくる相手を見つめながら）

…する(見つめられるとドキリと鼓動が早まり素直に頷いて瞳閉じて)

ん…分かった（瞳閉じた相手へ唇重ねると腰抱きながら、角度を変えて何度も口付け繰り返して）

ん…っはぁ(何度も角度を変えれば短く息を吐き頬を赤くして)

は…（腰をするすると撫でながら、舌も絡めて口付けやめず）

ん、んんっ(手つきにビクリと体を震わせれば更に頬を赤くし必死に舌を絡めて)

ん…（上の相手を今度は横へ押し倒して、絡める舌を一層濃厚にして）

んーっ！(キスしたまま体勢を変えられると思わず舌を噛みそうになり相手の服をぎゅっと掴んで)

はぁ…、もうダメ？（息が続かなくなったのかと思えば口を離して）

ん、はぁ…ま、まだいけるっ(息を吸いこみ深呼吸をすればまだいけると相手を見つめて)

ん、…じゃあもうちょっと（再び唇重ねると今度はゆっくり舌を絡めて）

んん…(ゆっくり絡められれば目をとろりとさせ自分もそれに応えて)

んん、…（今度はこちらから合わせるように舌を絡ませながら、相手の手を握ると組み敷き）

んっ、んぅ(手を握られれば指を絡めて愛おしそうに握りしめて)

は、…（時折熱い息を吐いては深く重ねた唇を味わいながら舌同士をを擦り付けて）

んっ、んんー…(舌を擦られればぞくりと背筋が震えきゅっと手を握りしめて)

ん…はぁ（これ以上はと思うと重ねた唇離して息を吐き出して）

は、はぁっ(離れると息を整えて耳まで真っ赤にさせて)

…少しは、慣れた？（真っ赤になる顔と耳を見つめて、頬緩めながら問い掛けて）

な、れた…(顔が赤いまま少し強がって慣れたと言い張り相手を見つめて)

ほんと？じゃあ、キスするの増やそうかな（クスクスと笑いながら見つめつつ呟けば）

ぅ、か、かかってこい…！(また強がり目をぎゅっと閉じて相手に身をゆだねて)

…絶対強がり。（可笑しそうに小さく呟くも委ねられればもう一度深く唇重ね味わい）

んんっ…！(強がりだとバレていたことに少し驚けばまた唇が塞がれたことに肩を揺らして)

…ん（今度は軽くで唇離せば）

んは…もうおしまい？(軽く触れるだけのキスに首をかしげて頬が赤いまま相手を見つめて)

なんで？（頬緩めながら見詰め返しつつ問い掛けて）

だ、だって…さっきは長かったから(なんでと聞かれれば恥ずかしいことを聞いてしまったのだろうかと顔が赤くなって)

あんまりしたら…したくなるでしょ（本気ではないものの、相手の耳元で呟けば体を離して）

っ…！(相手の言葉にビクッと肩を揺らせば耳まで真っ赤になって口をぱくぱくさせて)

…冗談（ふは、と笑っては座り直しつつ）

もうっ、からかわないでよ(冗談と言われれば頬を膨らませ、心の中ではどこか冗談かと肩を落としている自分がいて)

本気が良かった？（相手の髪くしゅり撫でながら問い掛けては）

え、あ…心読んだ？(まさかの言葉に目を見開き自分の心が読まれたのかと焦って恥ずかしくなり)

…本気が良かったんだ（否定せずに居る相手ににやにやとしながら）

ぅ…ニヤニヤしないでよ(相手の笑顔に頬を赤くさせて少し拗ねたような口調になれば抱きついて顔を隠して)

ごめんごめん、（まだ面白そうにしながら抱きついてきた相手に腕を回して）

ん、笑いすぎ(恥ずかしそうにいえば回された腕に安心して相手に擦り寄って)

紅葉は恥ずかしがり屋だもんなー（よしよしと相手の背中撫でると呟き）

じゃぁ、恥ずかしいのも慣れちゃうくらい練習してよ(顔を赤くしながらずいっと近づいて相手を見つめて)

…したいの？（顔を近付けてくる相手の背に腕を回しながら、じぃっと見つめて）

…し、した、ぃ(改めて聞かれるとさらに顔を赤くして、それでもごもごもと語尾が小さくなりながら頷いて)