＊お菓子のような甘い関係＊

…絶対強がり。（可笑しそうに小さく呟くも委ねられればもう一度深く唇重ね味わい）

んんっ…！(強がりだとバレていたことに少し驚けばまた唇が塞がれたことに肩を揺らして)

…ん（今度は軽くで唇離せば）

んは…もうおしまい？(軽く触れるだけのキスに首をかしげて頬が赤いまま相手を見つめて)

なんで？（頬緩めながら見詰め返しつつ問い掛けて）

だ、だって…さっきは長かったから(なんでと聞かれれば恥ずかしいことを聞いてしまったのだろうかと顔が赤くなって)

あんまりしたら…したくなるでしょ（本気ではないものの、相手の耳元で呟けば体を離して）

っ…！(相手の言葉にビクッと肩を揺らせば耳まで真っ赤になって口をぱくぱくさせて)

…冗談（ふは、と笑っては座り直しつつ）

もうっ、からかわないでよ(冗談と言われれば頬を膨らませ、心の中ではどこか冗談かと肩を落としている自分がいて)

本気が良かった？（相手の髪くしゅり撫でながら問い掛けては）

え、あ…心読んだ？(まさかの言葉に目を見開き自分の心が読まれたのかと焦って恥ずかしくなり)

…本気が良かったんだ（否定せずに居る相手ににやにやとしながら）

ぅ…ニヤニヤしないでよ(相手の笑顔に頬を赤くさせて少し拗ねたような口調になれば抱きついて顔を隠して)

ごめんごめん、（まだ面白そうにしながら抱きついてきた相手に腕を回して）

ん、笑いすぎ(恥ずかしそうにいえば回された腕に安心して相手に擦り寄って)

紅葉は恥ずかしがり屋だもんなー（よしよしと相手の背中撫でると呟き）

じゃぁ、恥ずかしいのも慣れちゃうくらい練習してよ(顔を赤くしながらずいっと近づいて相手を見つめて)

…したいの？（顔を近付けてくる相手の背に腕を回しながら、じぃっと見つめて）

…し、した、ぃ(改めて聞かれるとさらに顔を赤くして、それでもごもごもと語尾が小さくなりながら頷いて)