貴方の生徒 2017-03-07 09:28:56 |
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久しぶり、 弱虫な私。
強くなんてなれない儘だけど... 聞かないフリ
幾ら時間が経っても
私、まだ先生の為に生きてるのかも知れない
もし、 もし此処に 誰かが来たら
... 考えただけで寒気がする。
間違いなく削除依頼は出すけど、
管理人様達にも 見られたくないな
誰にも ずっと このまま
ただの 想い出となるまで
この場所はどこまで続くんだろう
どこまで、いつまで此処に縋って
先生との過去に縋りついて、
生きて行くんだろうね、...私は。
久しぶりに、先生の夢をみた
ごめん、 って何度も謝られた
『 先生がお父さんとかナイわ! 』
って 私が言ってた
学校は やっぱり行けないままだった
夢の中の先生に
やっぱり恋してた
此処を見てる人... いる?
話してみたくなった
いたら コメント残してほしい。なんて。
何れも絶対に 下げ進行でお願いします
Kっていう英語の先生がね
先生に似てるって 皆騒いでるんだけど、
全然 似てないのね。
...まあ、
先生の事なんか 可能な限り
記憶から抹消したつもりだし
とか 言ってみたりして、ね。
なんで 忘れてたんだろう
今年の誕生日、
預けたままだった卒業アルバム
取りに行ってきたんだ
廊下のにおいとか 空気とか 聞こえる音とか
何ひとつ変わってなくて
ちょっとだけ、 安心してた
校長先生に挨拶して
D先生、K先生、T先生にも会って
懐かしいなあ。 全然変わらないですね。
... って言いながら。
6年生の敷居は 跨げなかったけど。
この先 あの教室に入ることはない気がする
先生と、もう一度あの場所で...
すごく、会いたい。
今日は やけに呟きたくなるな
先生。 今 何をしていますか?
元気で、
日々を過ごしていますか。
私のことは 忘れてしまいましたか。
気にも留めていないのですか。
それが最善なんだって
本当は ちゃんと分かってるよ
もし。 もしも此処を
先生が見ているとしたら。
お願いだから
私の事は 放っておいてください
失望したって構わないから
今はそっとしておいて
此処を見てしまったなら
きっと 会う事はないから
" 初めは なんだか とても驚いた
君に触れて 話をして 笑いあって
そんなひとつひとつが とても懐かしくて "
" 私は初めて 生まれて初めて 思った
まだ此処にいたいって
此処にいても良いんだって
そして 始まった奇跡 "
" だけど 君は忘れてゆく
あの日のことを忘れてゆく
そして 君は誰かを好きになる
ねえ、それは いいことだよ。 "
ただ、 我武者羅に
はやく大人になりたかった
純情だった
夢を見ていた
その夢が、覚めてしまっただけ
ずっとなりたかった大人に、
近づけたのかもしれない
荒んだ心だけ 間違って成長して
あの頃見た夢は もう二度と味わえない
大人になんて、死んでもなりたくない
それでも 此処には
あの頃の夢が 詰まってるの
部屋の片隅に閉じ込めた
赤い思い出と、先生の電話番号
忘れたくない、なんて
上書きされることすらない癖に。
私の記憶の中で 先生が
まるで御伽の国の、
王子様みたいに美化されてるの。
笑えますね。 馬鹿みたいですね。
わかってるよ、ちゃんと。
怖くて 厳しくて 理不尽で 大人で
だけど
優しくて 恰好良くて 面白くて まだ子供で
どれだけ支えられたか
沢山支えてもらったせいで、
ひとりで立ち上がれなくなった。
どうしてくれるの
幻想王子。
... なんて、
流石に 馬鹿みたいでお花畑な脳内は
とうの昔に 黒い落書きで塗り潰しました。
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