案内役日本刀 2017-02-19 11:17:56 |
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>隼
優しくしてやったつもりはない。
(表情をよく見ていればその変化に気付く事ができる程度には相手の事を知ろうとしている自分が居るのは確かなのだが、表面から深層を汲み取ることはまだできずに居て。一瞬翳り、またいつもの穏やかさを湛えた意図は何であるのか、考える程に人の身を持った刀としての力量が如何に足りていないかを痛感させられて。口から出るのは依然として本心を包み隠す可愛げ無い言葉ばかりで、それでも目の前で柔らかく綻ぶ表情を見ているとそんな劣等感に塗れた心もゆっくりと解れていき。促されれば従うように適度に距離を置きながらも相手の隣を歩き、地面に落ちてはじわりと溶ける雪を見詰めていて。しかし何処か胸中に蟠っている出処不明の不安の所為で普段より口数が多くなっているのか、ふと口を開くと「…光忠が、昼餉が冷めると怒っていた」もう既に何度も口にしている者の名を再び挙げながらぽつりと零し)
(/伊達がわいわいしている…と言いますと、此方で数振動かした方が良いのでしょうか?それとも大倶利伽羅の回想として取り入れる程度で実際のやり取りはしなくてもよろしいでしょうか…?)
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