スティーブ・ロジャース 2017-02-17 20:32:20 |
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>>ピーター
魔法なんて信じていなかった。でも今は信じてしまいそう。
(心地の良い声音で優しい言葉達が紡がれる度に蟠りが溶け、思い出す過去の苦しみと孤独から救われるようだ。まさに天使のような人、まさか彼の父親について知っている訳でもないのに自ずとそう思え唇を緩め。「私も似たようなものよ、今も信用してくれない人だって居るわ。ミッションの為になら嘘はつける、好きでもないのに愛されたいと囁ける女よ。」悪戯な笑みに控え目な視線を当て、もう隠しもしないようにと躊躇いを捨てて。肩並べライチのフルーティな甘さを喉へ流し、甘いのだが酷く切なく塩辛いと感じてしまうのはセンチメンタルの所為だろうと結論付け。これで万一別れを告げられたとしても又運命なのかもしれない、しかし包む手が天国よりも温かな力を与えてくれるようで目を逸らさずにいられる。「すっかりお見通しね。私はレッドルームと呼ばれる施設で訓練を受けたの、子どもの頃から。そこはバレエのクラスと偽って実際は少女達に人を殺す技術を叩き込んだ。訓練の為にはお互いを本気で傷つけ合ったわ、重症どころか殺してしまったとしても。そして卒業の儀式として…女として大切な機能を奪われた。」下腹部に手を当て最も言うに辛かった事実を告げ。)
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