パラレルワールド

>>オーウェン

そうだ、確かにその通り。君がそう言ってくれるから僕は自分自身を認めてあげられる、言葉の力は偉大だ。
チボリ公園って聞いた事はあるかい？クレアと君が紅茶で和やかに過ごせるならコペンハーゲンでもコッペパンでも探すよ。

根っからの変わり者を治す薬は無いっていうから残念、気の毒だけど一生の付き合いになるね。
(こんなダサい姿を意中の女性に見られたら引かれるのかはたまた親しんで貰えるのか。喋っている最中も煩い腹時計に振り回されるなんて今はしなくてよろしい、鼻水啜り情けなく笑い。天罰ならば神様オーウェン様ご勘弁を「馬鹿にしているんじゃないんだ。笑ってしまうのは君に遠慮する僕は可笑しいからだよ。」そんな言葉の通り親しみ込めた目尻に皺が増え。ホームズ氏の一言はまあフォローかもしれないがワトソンはそうは言わず頷き素直に受け止め。焼けた匂いの向こうに座る友人を視界で捉え「明日はどんな冒険になるんだろう。きっと楽しいだけじゃない何かに出会うだろうけれど。」ふと思うそのままを口にして火の粉が舞う前で足を交互にふらふら動かし。)

>>エリザベス

森の中にもしカーペットがあったとしたら、昼寝するのにぴったりじゃないかな。苔は柔らかくて気持ちが良いよ、でもその服は動きにくくないかい…？
(彼女なりのジョークかもしれない発言にふっと笑って乗っかりジョーク返し。幸いにも天候は良いし木陰でさほど暑くもない、ただドレスの足捌きではまた転倒してしまうのではと心配顔に。「でも素晴らしい場所でもあるんだ。水は綺麗だし動物達の宝庫だし。ああっと僕はウィリアム・タッカーだ、君は？」なんの慰みになるかは知らないが女性に心配はさせまいと暢気な発言の後恥ずかしそうな顔で最初の質問を投げかけ。)