繋がりのない僕ら。
半分繋がる私たち。
ぎこちない関係。
居たたまれなくなって家を出てしまった次兄
素直になれない双子。
ぎこちないのは自分達のせいだと卑屈になる末の二人。
それでも家族皆で過ごしていたいと現実から逃げている長兄。
歪な家族が一つ屋根の下で暮らすそんなどこにでもあるような、ないかもしれない日常。
「どうしてパパとママはいなくなっちゃったんだろう」
兄弟たちの心に大きなキズをつけたのは、両親の死だった。
兄弟たちは歪でありながらも、本物の家族になれるだろうか。
それはアナタ次第だ……。