>> 京さま どちらとも、でしょうな。…それは酷なことを仰る。ここまで立ち入っておきながら、執着さえさせてくださらんとは。一見優しさのようでその実突き放しているではありませんか、( くるりと振り返り主が隣に並ぶのを待てば水を飲むため厨へ向かい。執着すると聞き喜びの念が湧くも逆はさせてくれぬと言う、それはあんまりだと軽く眉を顰め咎めるように拗ねるように言い放ち。 )